ライバルの歯科医院に打ち勝つ為に、クリニックの差別化が必要ですが、差別化にも大きく分けて3つのパターンがあります。

1つ目は技術の差別化です。

診療技術が他の医院に比べ優れていたり、まだ他の医院で取り扱っていない治療を行うことです。

しかし、他に比べて診療技術が優れている事を、患者さんが理解するのは難しいです。また、最先端の治療をいち早く導入しても、いずれ一般化するので、常に新しい技術を導入するには時間とコストが掛ります。また患者さんが新しい治療を認知するとは限らないといったデメリットもあります。

2つ目は設備の差別化です。

CTやマイクロスコープなど、周りの歯科医院が導入していない設備の導入です。1つ目と同じくコストがかかります。また、患者さんにとって、その設備の良さが、わかりにくい可能性があります。

3つ目はサービスの差別化です。

どんなに技術が良くても、スタッフや医院全体の対応や印象がよくなければ、患者さんには選ばれません。

「接遇教育」はあまりコストもかからず、医院の収入増加につなげることができる、非常にコスパの良い差別化です。

ぜひ接遇教育を行い、接遇が良い＝対応の良い歯科医院を目指し、他歯科医院との差別化に取り組みましょう。