平成26年度訪問診療改定にて歯科訪問診療に関する診療報酬が大きくマイナス改定されました。

歯科訪問診療1：860点（1人）      → 866点（1人）
歯科訪問診療2：380点（2人以上） → 283点（2～9人）
歯科訪問診療3： （新設） 143点（10人以上）

中医協は、先ず訪問診療を促進し訪問診療がある程度浸透するまで高得点を維持していましたが、ある程度浸透したので今回診療報酬が大きく下げられたと思います。

これは、梯子をかけ登らせるだけ登らせた後、急に梯子を外すような行為と取られてもしょうがないかもしれません。
訪問診療を行っている歯科医院にとっては、診療報酬がマイナス改定され採算が合わなくなっても患者を引き継いでくれる歯科医院が見つかるまでは撤退する事も出来ず困惑されているかもしれませんし、そうは言っても採算が合わない事を理由に訪問診療を急に止められ、その結果誰にも診てもらえない患者が発生するかもしれません。

歯科増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。