厚生労働省は10月3日、医師24人、歯科医師11人、計35人の行政処分を決定したと発表しました。処分の効力は10月17日から。
処分された歯科医師の内訳は、免許取消2人、業務停止3年1人、業務停止2年2人、業務停止1年6ヶ月1人、業務停止6ヶ月1人、業務停止4ヶ月1人、業務停止3ヶ月3人。
診療報酬に不正請求による行政処分はこれまで毎回、医師、歯科医師合わせて相当数いますが、今回は医師1人、歯科医師1人の計2人と異例の少なさでした。
文科会員からは
『国民の飲酒運転に対する評価が極めて厳しい中で、人の命を救う立場にある医師、歯科医師が酒気帯等により正常な運転が困難な状態で事故を起こし、相手に傷害を負わせるのは社会的な責任がより重いと認識してほしい』
との意見があったようで、飲酒運転による行政処分内容が重くなっているようです。
飲酒運転そのものに倫理的な問題がある事は言うまでもありませんが、人の命を救う立場の人間であり、6年間も大学に通い苦労して取得された国家ライセンスをもっと大切にし、有意義に活用して頂きたいものです。
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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