大阪府の保険医協会が会員医療機関で実施した「医療機関であった深刻な実態」の経験のアンケートによる第1位の結果が、治療中断(約90%が経験)となりました。
治療中断の原因となるキャンセルの理由は大きく2つに分けられ、
①うっかり忘れ
②治療の説明や治療方法に不信感がある
①のうっかり忘れ対策は
・初診時にキャンセルについて説明する
・希望者にはメールや予約確認の電話をする
・無断キャンセルには電話をする
②の治療の説明や治療方法に不信感がある、という場合の対策は難しいですが、
・現状のキャンセル率や治療中断の理由を把握する
・医院の治療方針を決め、価値観をスタッフ・患者と共に共有する
・患者の不安や希望をよく聞き、丁寧な説明と患者が希望する治療をする
・初診時や治療過程ごとに、現在の治療状況と今後の治療計画について説明する
キャンセルや治療中断を減らす取り組みは、ダイエットと同じで半年・一年と続けていかなければ効果は見えてきません。
目標数値に向けてスタッフと共に取り組みましょう。
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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