全米でベストセラーになった経営書「ビジョナリー・カンパニー」、読まれた方も多いかと思います。
時代を超えて生き続ける企業は、他社と何が違うのか?
その分析の結果について書かれています。
要諦は「特別な会社を目指し、特別な会社にいると従業員が信じる力」という事が書かれていますが、
つまりは「会社のビジョン(目的)がしっかりと定められ、従業員に浸透しているか」という事かと思います。
(本当はもっと深い内容ですが、詳細は本書を読まれたい。)
ビジョン経営については、歯科業界においても多くのコンサルタントが提唱しています。
しかしながら、とても小さな組織である歯科医院においてですら、従業員へのビジョン浸透が上手くいっていないケースが殆どです。
それは何故でしょうか?
それは、経営者が思い描くビジョン・院長が実践したい理念が他人事だからです。
どんなに熱く理想を語っても従業員には伝わらないのは、スタッフの「自分事」になっていないからです。
土台、理念が間違った方向を向いていれば、そもそも反感を買うだけですが、
世の中的に「どんなに正しい事を語っても」、「どんなに一生懸命に語っても」、伝わるかどうかは受け側に委ねられているのです。
それでは、スタッフの「自分事」にしてもらうにはどうしたら良いのでしょうか?
それは「自分事フロー」の実践という事になります。
次回、「自分事フロー」について詳しく解説致します。
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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