先般UPしました「ビジョン経営①」の続きです。
「自分事フロー」についてお話ししたいと思いますが、
その前に、スタッフの皆様に「自分事」にしてもらうべき、医院のビジョンや理念はありますか?
もし無いのであれば、真っ先にやるべきことは、そこを定める事です。
自分達が「歯科クリニック」としてなすべきことは何なのか?存在意義はなんなのか?を真剣に考える必要があります。
Goalの設定です。
ここで、参考までに(他業種の)企業の理念を見てみますと、
■ソフトバンク・・・「情報革命で人々を幸せに」
■クックパッド・・・「毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす」
■スターバックスコーヒー・・・「人々の心を豊かで活力あるものにするために
――ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」
■ファーストリテイリング(ユニクロ)・・・「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
■ニトリ・・・「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」
どうでしょうか?それぞれの企業が向かっている方向は見て取れましたでしょうか?
理念はとても上段の概念であり、実際には、これらの理念を元に、スタッフの行動指針が決められています。
さて、歯科クリニックで言いますと、とても印象的な理念設定をされているクリニックがございます。
「子供たちに銀歯のない未来をプレゼントする。」
単純な一文ですが、実際には、これを実践するために、ありとあらゆる事が考え尽くされています。
全ての部門の人たちが、この実現のために自分達で考え、知恵を出し合っています。
これこそが「自分事」という事になります。
それでは、次回は理念実現のシナリオの中に皆を巻き込んでいく、
「自分事フロー」についてお話ししたいと思います。
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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