前回の「ビジョン経営③」の続きです。
「自分事フロー」に導くための手順
1.目標・理想に到達するための道筋(やるべき事)を考える。
2.道筋(やるべき事)において、各スタッフの役割を明確にする。
3.スタッフ自身の振り返りとチームメンバーに対するフィードバックを定期的に実施する。
の内、1の続きで、
全てのあるべき姿の項目に対してブレイクダウンを実施することで、
最終的には目標のツリーが完成し、
且つ、スタッフが目の前でやるべき事がとても明確になる、とお伝えしました。
実際に、スタッフが目の前でやるべき事が明確になった段階で、
もう一つ、考えるべき事があります。
それは、それを実行するために、スタッフ自身が何をインプット、つまり学ばないといけないのか?
という事を整理する事です。
例えば、具体的なあるべき姿「歯科特有のにおいがしない環境」
を実現するために受付TODOで「受付で患者様がリラックスできるアロマを焚く」
というTODOが出た場合、それを実現するために、担当者は何を学ばないと(習得しないと)いけないか?
・本当にリラックスできるアロマの成分は何なのか?
・アロマの効果とメカニズムは?
などなど。
蛇足ですが、上記は歯科とは関係ない事のようですが、
実際にこれらを実践して、アロマを目的に患者様が来られるというクリニックさんもあります。
やはり、本当に患者様の事を想って実践することには、とても良い反応を得られるものです。
ここまで考え尽くして、
手順の1が完了です。
手順1だけでもやる価値はとても大きいと思います。
それでは、次回は手順2のお話しをします。
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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