先般UPしました「ビジョン経営④」の続きです。
前回までのお話しをおさらいすると、
全体の理念を定め、理念を元に全てのスタッフにとって、
その理念を自分の事にしてもらうための「自分事フロー」が重要というお話しをしました。
そして、その「自分事フロー」に導くための手順は
1.目標・理想に到達するための道筋(やるべき事)を考える。
2.道筋(やるべき事)において、各スタッフの役割を明確にする。
3.スタッフ自身の振り返りとチームメンバーに対するフィードバックを定期的に実施する。
というお話しで、手順1まで解説しました。
今回は、手順2の解説です。
「道筋(やるべき事)において、各スタッフの役割を明確にする。」という事ですが、
これは、タッフ自身に自分の「あり方」を考えてもらう作業になります。
具体的には、「自分自身のキャッチコピーと行動指針」を作ってもらい、
出来る限りそれを名札やHPでのスタッフ紹介に記載してもらいます。
実例を紹介すると、
「私は不安な気持ちを持って医院に入ってこられる患者様を一番最初に受け止めるクッションです。
どんな時も笑顔で患者様の気持ちに寄り添います。」という受付さんのキャッチコピー&行動指針です。
ここまで実施すると、
理念
↓
全体のあるべき姿
↓
部門のあるべき姿
↓
自分のあるべき姿
↓
自分のTODO
までが見えます。
そして、それを実践するための「裏付け=役割と行動指針」が
鮮明に見えてきます。
つまり、スタッフ全員が自転し出すという、
とても大きなチェンジが起こるのです!!
次回は、「自分事フロー」に導くための手順3を解説します。
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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