今は、インスタグラム全盛の状況からも分かる通り、「画像一枚でのわかりやすさ」という部分があらためて重視されています。ネットでのマーケティングには「情報一秒」という言葉もある通り、とにかく一見してわかるものでなければ、見る者の関心が得られません。
一方で、それに関連した「動画を見る」というのは、興味のある情報について、より具体的に知りたいというモチベーションによるものです。動画マーケティングでは、その動画の内容の概要をまず簡潔に提示して、視聴者の関心を持っているであろう部分にも言及しなければなりません。
■動画マーケティングでおろそかにしがちな「わかりやすさ」
現在、動画投稿サイトといえば、圧倒的にYoutubeです。
将来的にまったく別のサイトが出てくる可能性もありますが、Youtubeという前提でお話しましょう。その投稿者である比較的有名なYoutuberたちの動画のサムネイルを見ればわかる通り、必ず大きめのテキストで、その動画の内容についての「説明」があります。それもうまく気を引くような、素っ気ない説明というよりは、「コピー」に近いものです。
実はこのテキストによる、見た目での「わかりやすさ」が、動画マーケティングでも大事です。視聴者はタイトルなどほとんど見ていません。まして、長い時間を取られる動画を見るのですから、その中身についてサムネイルでの言及がない場合は、「この動画を見ても時間の無駄になるだけなんじゃないか――」と疑いながら、若干、面倒臭い気持ちで見ることになります。あるいは、そのままページを離れてしまったり。
動画マーケティングで大事なのは、確かに動画の質です。歯科医院で、たとえば無痛治療を売りにしているなら、その機器の見た目や、実際に使用している場面、金額などについてもテキストをまじえながら言及すれば、わかりやすい動画、上質な動画にはなります。
しかし、それだけでは肝心の動画の再生数が上がらないことも忘れてはいけません。サムイネイルに、パッと見ただけで内容を想像できるようなテキストを盛り込んでこそ、その情報をもっと知りたいという視聴者のモチベーションを刺激できるのです。
内容についても冗長なものは避け、動画の時間は3分~5分程度にまとめましょう。
■動画撮影はプロに任せるのがいいか
素人がスマートフォンで撮った動画というのは、やはり低質で、すぐそれとわかり、内容がよくても、かえって安っぽい印象を与えてしまいます。医療関係では、特に個人の技量で撮影した動画マーケティングは、あまりよくありません。
何をアピールするか、素材の選定から、撮影から編集からアップまで、すべてプロに任せてしまうのがベストかもしれません。
病院側ができることとして、その動画を資産として最大限生かすために、いろいろなSNSにリンクさせるというのは重要でしょう。今は何をきっかけに動画再生数が爆発するかわからないので、その可能性を高めるためにも、いろいろなサイトにリンクしておくべきだと言えます。
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歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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