2017年の流行語大賞には、「インスタ映え」が選ばれました(もう1つは「忖度」…)。
2010年からサービスを開始したインスタグラムは、2016年頃に爆発的に普及し、今では10代~30代前後の人たちのスマートフォンには必ず入っていると言ってもいいアプリになりました。ビジネスオーナーとしても、このSNSを商売に利用しない手はありません。
■インスタグラムのビジネス活用例
画像を投稿するSNSであるインスタグラムは、飲食や服飾関連の事業と相性のいいSNSです。おいしそうな料理の写真や、お洒落な着こなしの写真は、見ているだけでも何となく楽しいもの。もちろん「食べたい!」「行ってみたい!」「欲しい!」で、来店の大きなモチベーションにもなります。
インスタグラムに投稿される画像は、まさしく「インスタ映え」したものであるほど――すなわち上手に加工されたもの、映りそのものがいいものは、それだけでインパクトがあり、お店側としては見る人に訴求できます。
しかし、それだけではありません。インスタグラムには、基本情報を文字で記載するスペースもあれば、そのお店のロゴなどを掲載するサムネイルもあります。また、短めのムービーを投稿できる機能も。うまくインスタグラムを活用している飲食店や洋服店は、投稿数を多くして毎日更新を行うことはもちろんですが、印象をリフレッシュするためのムービーのアップも頻々と行い、その他、SNS内リンクのハッシュタグで、関連キーワードで検索する人の目に触れる機会も多くなるように工夫しています。
インスタグラムを非常にうまく活用している、ちょっと意外な(?)業界といえば――不動産業界です。マンションや戸建て住宅の中の画像をきれいに撮ってアップして、雰囲気が伝わるようにしています。
また、観光関連でも上手な活用例が多数あります。その中でも、これも意外な組み合わせという感じがするのですが、お寺でもインスタグラムにアカウントを開設していることは多いです。インバウンドの増加で、もっとも人気な観光地が、外国人が日本独自の雰囲気をたっぷりと感じられるお寺です。そのニーズを読んで、インスタでの訴求――これは上手なやり方と言えるのではないでしょうか。
■歯科医院でもインスタグラムをうまく使えるか
他業界ではこのようにインスタグラムは非常にうまく使われています。
一方で、医療とインスタグラムというのは、あまり相性が良くなさそうではあります。
しかし、歯科医院にもインスタグラムの導入例はいくらでもあります。特に多いのは、審美歯科、ホワイトニングの効果をアピールする画像の投稿です。歯列矯正なども、どのような器具がはめ込まれるのか、インスタグラムで確認できると、患者としては具体的なイメージを持って来院できます。
その他、院内の様子を映した画像や、学会の画像などを投稿して、何かと更新を増やすだけでも、病院が動いているという感じが伝わり、増患に繋げられるでしょう。
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歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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