スマホの普及以来、日本ではメールがLINEに取ってかわりました。
連絡ツールといえば、チャットに足して無料通話もできるLINEが圧倒的にスタンダードです。海外ではまた違うようですが、日本ではLINEです。そして、LINEの中でもお店や病院、その他の施設などが持つ「ビジネスアカウント」として、LINE@もまた一般的になっています。
■無料で始められるLINE@
しばしば誤解されますが、LINEの公式アカウントとLINE@は、また別物です。
公式アカウントは、開設に非常に高い費用がかかります。
対して、LINE@は無料で始められます。月に1000通のメッセージまでは無料です。それ以上は有料の設定がありますが、それも月額5,400円程度と、現実的な額です。そして実は、公式アカウントとLINE@の機能は、ほぼ同じ。80%程度は同一の機能を持ちます。
これから病院のアカウントとして導入しようという場合には、よって、LINE@で問題ありません。大きな医院でない限り、有料版にしなければならない状況もないでしょう。
■LINE@の他業界での活用例~クーポンなど
ビジネスアカウントとしてのLINE@は、店舗系ビジネス企業では、実にしばしば利用されています。たとえば、飲食店、美容室、エステなどの店舗系ビジネスのオーナーは、うまく活用していることが多いようです。
もっとも一般的な活用例としては、LINE@を利用したクーポンの配布があります。
そのお店のアカウントを登録してくれている人だけに、クーポンを配布するというものです。たとえば、飲食店ならば「期間限定で10%オフ」や「最初の一杯サービス」など。美容室ならば、「カラー20%オフ」「平日昼間の来店でカット10%オフ」など、やはり割引に関することは引きが強いようです。
歯科医院でも、LINE@を活用することは考えられるでしょう。最新機器の宣伝や、自費診療となるヒアルロン酸注射などの割引情報など。
今は、お店側でシステムを工夫して、「LINE@からの予約」という利用も増えてきています。エステなどでもそうですが、歯科医院でも実用例があります。電話で予約を取る、というのは、今は少し古いのかもしれません。とはいえまだまだ、歯医者では電話予約が一般的ですが、LINE@からの予約システムを作れば、診てもらいたいと考えている患者の敷居も低くなりそうです。
また、そのような歯医者のためのLINE@予約システム導入を支援する会社もあります。
■即効性のあるLINE@活用
LINE@からのメッセージは、まさしく登録者の手元にすぐに届きます。
そのため、非常にレスポンスが良いことも大きなメリットの一つです。たとえば飲食店がお昼にLINE@でクーポンを配布すると、その夕方には混雑することもあり得るようです。
予約が取りやすい日時をLINE@で知らせて、増患に繋げるというのも、現実的にあり得る手段の一つと言えるでしょう。ただ、その場合には、なるべくLINE@内で予約が完結するように、歯科医院の方でもシステムを工夫しておく必要があるかもしれません。
株式会社ケーズ 03-6388-0612(東日本エリア)、075-354-3966(西日本エリア)
歯科クリニックの増患をプロデュースする、株式会社ケーズでした。
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